熱中症の体質的な予防、博多阪急の子育て漢方セミナー
毎日、高温注意報が出るほどの熱気ですが、みなさま、お元気にお過ごしですか?
飲んでも飲んでも水分が飲み足りない、熱がこもる、体が重だるく頭痛がする方は、熱中症予備軍になりかけているかも(^^ゞ
【熱中症は体質別に予防をしよう】
熱中症に本当にかかったときは内臓を冷やすための氷などが必要ですが、熱中症のタイプによっては、かえって症状を悪化させてしまうことも。
①湿気と熱がこもって体温を下げられない(水分過剰でむくみ+無汗)
中医学的には”痰湿+実熱”タイプ。水分をとりすぎると、耳がぼわ~っとする、むくみがある人は要注意です。朝晩だけでも、湿気を発散できる利尿作用のある食べ物をうす味、あたたかいスープにしてとるといいですよ~♪
②エネルギー不足で熱を発散できない (疲れ+汗がべたつく)
中医学的には”気虚”タイプ。アトピーや皮膚湿疹がある方で下痢軟便になりやすい、疲れやすい人は要注意です。気を補う食材や漢方で、体の根本を建てなおしていきましょう。体力、気力アップがカギです!
③いつも以上に体温も上がり、熱が下げられない(暑くてぼーっとする、めまい)
中医学的には、”熱盛”タイプ。自分のチカラや食事のチカラではもはや熱を下げられないレベル。漢方薬では牛黄(ごおう)や羚羊角(れいようかく)という漢方を使います。
①と②があわせておこることもありますので、きちんと中医学的な見立てをしてもらえるところで確認をお願いします♪
あなたはどのタイプ?
子供の熱中症予防の食養生についても7/31の博多阪急セミナーでもふれようと思っています。
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火曜日はこどもの健康についてのお話会。 |博多阪急・スタッフブログ
子育てコミュニティルームスタッフの中村さんがきれいに内容をまとめてくださっています(^^)
【ミコー薬局のお盆休みのお知らせ】