気はどこで作られるの?その容量は?
元気がない、やる気がない、気力がない・・・
気が充ちる、活気がある、やる気がおこる、気力があふれる、元気に笑う(泣く)!
小さな赤ちゃんは、後者です。
あなたの今はどちらですか?
体の中で、気はどこから作られるか?
もって生まれた先天の気は、”腎”が蓄えてくれています。
そして、生きていくための新しい気は、”脾ひ”で作られます。
そして、”肺”が全身に気を巡らせるようにコントロールし、
”心””肝”はそれをサポートしています。
腎の先天の気は、親から受け継いだもの。
つまり、最初から気の在庫、容量は決まっているのです。
もともと先天的に弱い素質を持ってうまれても、”脾”のチカラを高めていくと、小さかった子が大きくなったり、過敏なアレルギー体質が改善され、強くなったりします♪
脾を強くするためには、こつこつと。
朝は ごはん(少量でもOK)と野菜のお味噌汁。
そして、体を動かし、呼吸を丁寧に行い、”肺”の活動量を高めていく。
腎を消耗する人の特徴は、
夜寝ない、陰の時間(16~0時)に明るい画面を多く見る、騒ぐ、
気をたくさん遣い、息をひそめている、強いストレス状態に長くさらされている。
そんな人は、晩年も元気で生きていくために、
できるうちに”腎”を養っておいてほしいと思います。
漢方は、予防の医学。
でも、自分の状態を知らなければ、予防のしようがない。
わたしの師匠である猪越恭也先生は30から漢方の補腎をはじめたそうで、
現在も老眼なし、80を超える今でも元気に店頭で相談をされています。
猪越恭也先生の教えは、
”家庭のお母さんに中医学を広めること。そして家族の病気を予防する事”
わたしもいつもこのことを心にとどめ、漢方養生を福岡、九州、そして日本全土に広めていくことを考えて活動しています。
気が湧き出てくれば、元気に活動できて、笑顔が出てきて、周りにそれを波及させることができます。
いつでも気の調整をすることが大切ですよ~♪